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執筆者の写真香織 浜森

理想の学校とは?

◉あなたはどんな学校に子どもを通わせたいですか?


『夢見る校長先生』を観てきました。


子どもファースト、子どもの笑顔を増やす教育を実現するために、何ができるのか?



前回、感動した『夢見る小学校』のスピンオフ作品です。前作で「私立だからできるんでしょう」と言われ、今回は公立学校ばかりにしたそうです。



校則ゼロ、宿題ゼロ、通知表の廃止など、子どもたちの自主性を促し、笑顔を増やすための教育改革を行っている校長先生の信念や覚悟が良く伝わってきました。



伊那市立伊那小学校では、ヤギを育てる中で、動物の生態はもちろん、ヤギのフンを数えたりして算数を学ぶ。ヤギを見ていたいからと給食を外で食べる。子どもたちから、自然と「やりたい」が溢れてくる。



世田谷区立桜丘中学校では、法律で禁止されていること以外は何でもやって良い。浴衣で来る日、仮装で楽しむハロウィン、教室に入れない子は廊下でも図書館でもどこにいても出席になる。出演していた卒業生は「学校に行けなくて転校してきた。とにかく面白かった。私も校長先生のような先生になりたい。」と満面の笑顔で話していた。


元文科省事務次官の前川喜平さんは、元々、学校現場は自由なのだとお話されていました。

尾木ママも、校長先生は大統領と同じぐらい権限があるのよと。そして、保護者が声を出すことが大事だと。3人以上の保護者で先生達に会いに行ったら良いのよと。



これまでの常識を変えるには、校長先生に確固たる信念・覚悟が必要ですし、何より保護者の理解と協力が求められます。



この映画を観て改めて気になったのは、地元の麹町中学のことです。

麹町中学校では、工藤勇一校長の時に、自己肯定感を高め自主性を伸ばすため

◉宿題・定期テストなし

◉担任制なし

◉服装自由

と改革されました。



ところが、この流れを元に戻す動きが出てきているようなのです。子どもがお世話になり、楽しく通わせて頂いていたので、とても残念に思います。



今の時代に必要な教育とは、どのようなものなのでしょう。麹町中学の保護者の方や、将来、通わせる可能性のある区域の皆さんは、どのように考えているのでしょうか。


ぜひご意見を伺いたいです。



参考)

朝日新聞「定期試験なし」の千代田区・麴町中、改革転換を検討 保護者に波紋

尾木ママのブログ



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