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官製談合事件が「未解明」と言われる理由

  • 執筆者の写真: 香織 浜森
    香織 浜森
  • 2025年2月4日
  • 読了時間: 2分

千代田区の官製談合事件について、選挙期間中に多くの方に質問されましたので、 まずはブログで説明いたします。


ポイントは「組織的な問題だったのか?」ということです。 逮捕されたのは、元区議会議員と元担当部長(区の職員)でした。 しかし、元担当部長は「当時の副区長から指示があった」「前任者から続いていた」と言っています。

当時の副区長は逮捕されたわけではありません。 けれども、区議会議員と区の職員2人だけの問題なのか、組織的な問題なのかは大きな違いがあります。


しかし、千代田区は報告書の中で、

「ヒアリングや関係資料を精査した結果、本件事件に同副区長が 具体的に関与したと認めうる事実は確認できなかった。」と記載するだけで終わってしまいました。 千代田区入札不正行為等再発防止検討報告書

区長による報告記者会見は、全文公開されていないのでわかりませんが、新聞記事などを見ると、 あくまでも元区議会議員と元担当部長との問題で、議員によるパワハラが原因という印象でした。 では、解明するにはどうすれば良いのでしょうか?

やり方は2つあります。 -----

❶第三者委員会を設置すること。 似ているので勘違いしやすいのですが、千代田区では、有識者会議を設置しただけで終了しました。 きちんと独立して調査するには、第三者委員会の設置が必要です。


❷調書記録(確定記録)を確認すること。

千代田区や議員は、東京地検に申請をして、取り調べ調書を確認することができます。

元区議会議員、元副区長が何を発言したかがわかります。 -----

千代田区は、上記を実施していないので「未解明」だと言われているのです。 なお、調書記録については、区議会側の委員会で申請しております。 しかし、動きが遅かったので、私も申請しておりました。 記録係からは、当初「12月頭、遅くても中旬には許可が下りる」との回答があったのですすが、12月になっても1月になっても閲覧許可が下りませんでした。


そして、なんと区長選挙の翌日に「許可が下りました」との連絡があったのです。


これから、議会側(一部の議員)によって解明されていくものと思われます。




 
 
 

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