官製談合事件のその後〜あの弁護士は何者だったのか?
- 香織 浜森
- 6 日前
- 読了時間: 2分
先日、千代田区の官製談合事件で有罪となった元担当部長・吉村さんを追ったドキュメンタリー番組が公開されました。吉村さんは、この事件の内部告発者でもあります。
私はこの事件を、議員時代から見てきました。番組を見ながら、これまで聞いてきた話や資料なども思い出し、改めていくつか疑問を持ちました。
①まず、判決文には「上司による指示・命令があった」と書かれているにもかかわらず、千代田区はそれを事実として認めていないことです。
元副区長は関与を否定しており、この事件について刑法上の責任も認められていません。私も元副区長個人を罰することは求めていません。
ただ、刑法上の責任とは別に、組織としてどのような問題があったのかを検証し、再発防止につなげる必要はあるのではないかと考えています。
実際、元区議と元部長(吉村さん)の双方が「元区議から聞かれたら答えてあげてね」「元部長(吉村さん)に聞いてね」と言われたと証言しています。
これは包括的な指示に当たる可能性はないのでしょうか。さらに、元副区長自身も別の件で非公開情報を伝えていたと供述しています。
②次に、区職員の紹介で吉村さんに連絡してきた弁護士が、最終的に元区議の弁護人になっていたことです。
その弁護士が証拠となるスマホの扱いについて、証拠の処分を示唆するようにも受け取れる発言をしていた場面があり、驚きました。
この弁護士は、誰の意図で吉村さんに近づいたのでしょうか。
③もちろん、現在の区長や副区長、職員が関与しているとは思っていません。だからこそ、なぜ組織の問題として向き合い、検証しないのかという疑問が残ります。
番組の中で、区民の方がこのようなことを話していました。「官製談合事件で役人の方が泣くようなことはやめてほしい」
組織の問題は簡単ではありません。ただ、同じことが繰り返されないようにするためにも、丁寧な検証は必要ではないかと思います。
行政への信頼は、こうした疑問に丁寧に向き合うことから生まれるのではないでしょうか。
よろしければ、番組もご覧ください。
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