事実解明をして、新しい千代田区へ
- 香織 浜森
- 3 日前
- 読了時間: 2分
更新日:1 日前
FACTA6月号に千代田区のことが記載されていました。※全文読むには会員登録が必要

※以下は私の文章です。
千代田区の官製談合事件について
判決文や供述調書といった、確定した記録には、元副区長の関与がはっきりと記載されています。
それにもかかわらず、区の調査は、元区議と元担当部長の問題として打ち切られてしまいました。
千代田区ではこれまでも、特に再開発をめぐって、多くの疑問や懸念の声が上がってきました。
なぜ、これほど強引に再開発が進められてきたのか。
そこに、住民との合意形成や客観的な根拠ではなく、何らかの「取引き」があったのではないか――。
一部の人だけで物事が決められていたのではないか――。
そう感じている区民の方も、少なくないのではないでしょうか。
神田警察通りの自転車道整備に伴う街路樹伐採や、二番町(日テレ跡地)・外神田一丁目の再開発も、当該の元区議が強く推進していたことは、区内では広く知られています。
一方で最近、若手職員が中心となって「新たなパーパス(組織の使命)」を策定したという前向きな動きもありました。
これからの千代田区をつくっていく世代が、誇りをもって、安心して働けるように。
そして、大切なことが、区民の知らないところで決められてしまうことが、二度とないように。
いま必要なのは、過去の事実にきちんと向き合うことです。
判決という確定した記録に書かれた内容に、区が真摯に向き合い、説明する責任があるのではないでしょうか。
Comments